聴力状態・言葉の理解度・手先の器用さ・使用される環境・汗などの体質等、様々な要素を勘案し、人気の超小型から取り扱いやすいサイズまで、お客様の状況にあわせた補聴器をご提案しております。

お客様の生活スタイルや、聞こえや耳の状態によっては片耳装用で大丈夫な場合もあります。
聞こえや耳の状態によって異なりますが、両耳に補聴器を装用することで以下の効果が得られる場合があります。

片耳装用に比べ、

１、小声が聞き取りやすくなる（会話改善）
２、聞こえのトラブルやストレスが減る（コミュニケーション改善）
３、音が鳴る方向がわかる（危険音察知など）
４、騒音下での会話が聞き取りやすくなる（会話改善）

両耳の聞こえと片耳の聞こえは全く異なります。店舗では左右の耳それぞれで音の聞こえ測定と、言葉の聞こえ測定をいたしますので、専門員と共に、検討しましょう。

 

厚生労働省より発表された「認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）」の中で、認知症の危険因子の中の一つに難聴があることが記載されております。
当店では、東京慈恵会医科大学精神医学講座 教授 繁田雅弘先生と、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授・診療科部長 小川郁先生の対談の「難聴と認知症の関係を知ろう」のリーフレットをご用意しております。
店舗にてお渡ししておりますので、ご希望の方はお声かけください。

難聴と認知症のかかわりとは（前編）難聴は認知症発症に関わるリスクのひとつ

搭載されている聞こえ向上機能により価格は変わります。
機能面以外でも価格に反映される要因（下記参照）が存在することを理解した上で、メーカーや機種を選定することをお勧めします。

• 国が定める品質や安全性確保への対応（”医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律”の順守）
• 補聴器専門員によるサービス（主訴を改善するためのトレーニングや永続的なフォロー）を受けることができる
• 生産国
• マイクやイヤホン、デジタルアンプ等補聴器を構成する部品の性能や組み込み技術

余談ですが、ご自身の耳のことを思う気持ちも価格に現れることが多いです。

 

少しでも聞こえづらさを感じたり、周囲の方から指摘されたタイミングで、一度、補聴器装用をご検討ください。少しでも年齢が若いうちから補聴器を使いはじめた方が、補聴器を通して聞く音に慣れやすいといわれております。また、難聴になって時間が経ってしまうと、言葉を聞き分ける力が低下してくるといわれております。聞こえに不自由さを感じられたら、ぜひ一度、補聴器装用をお試しください。